沖縄 辺野古新基地建設反対
- fwgf9116
- 2024年9月4日
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6月28日、辺野古新基地建設で使う土砂を運ぶ工事で名護市安和で運搬ダンプカーに警備員と反対行動中の女性が巻き込まれる事件がありました。
以下、みやぎ星野会員からの現地リポートです。

私は6月28日朝7時過ぎから安和桟橋の出口で出てくるダンプのナンバーを記録していましたが、後から2~3名のいつも来られる方達が来て、入り口がひとりだから何かあった時に対処するよう入り口に行くよう言われて、入り口で牛歩していました。
10時過ぎに出口が騒がしくなり救急車がきて、出口に急ぎました。
人工呼吸で跳ね上がる上体、粉々になったヘルメットと脳髄のような液体、血の塊、てんてんと散らばる血液。
権力が人の命を奪い、傷つけた現場。
防衛庁は搬入を急がせて警備会社は警備員をダンプが多く入るよう指示した。今までは警備員と抗議者の間にあったルールを無視し、危険性がましていた。ダンプ運転手は警備員の指示で動くように変更され、まさにその為に事故は起きた。警備員は主に本土から集められて家族と離れて寮生活をし、11カ月契約で時給1200円。ダンプ運転手は時給1400円。警備員に社会保障はない。「こんな海を壊す作業ではなく、喜んで働く仕事をしたいが、生きる為には仕方ない」と吐露するダンプ運転手もいる。警備費に国は一日 2000万円以上、税金を使っている。
私は権力が命を奪う現場を見てしまい、今も心が回復しない。
虐待などの暴力、虐待、福島、戦争の被害者の報に接すると、もっともっともっともっともっと心が砕けているだろうことを思い、泣いてしまう。
沖縄は何十年も基地撤去を要求し続けてきた。抗議者は毎日自分の生活を犠牲にして抗議に通っている。
美しい海は濁り海岸には以前、私が喜んで拾っていた貝殻や少し大きめのサンゴの欠片はもうない。沖縄にいると憲法の上に日米地位協定があることを実感する。
日本の問題が凝縮している。これからも沖縄のことを伝えていく。 (O)
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