みやぎから国賠訴訟に要望書提出
- fwgf9116
- 2020年4月17日
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2/21星野文昭さんの獄死の責任を問う国家賠償請求が東京地裁に提訴されました。
みやぎ星野からも早速、裁判所に宛てた要望書が送られました。 以下は、会員の鈴木眞さんからの要望書です。掲載させていただきます。 東京地方裁判所 御中 要 望 書 私は星野文昭さんと学生時代(高崎経済大学同時期在学)から40年以上の付き合いがある友人です。 彼は沖縄闘争を闘い、無実の罪で(殺人罪実行犯)無期懲役を科せられ、その後44年の月日を経て東日本成人矯正医療センターで無念の死を遂げました。 彼は在学中、ハンドマイクで学友に対して「米国の帝国主義的侵略戦争に加担して沖縄の基地を永久的に確保する沖縄返還協定の調印に反対しよう」と訴えて渋谷に向かいました。正義感の塊のような人でした。 デモ隊と機動隊が衝突した際、機動隊員1名が死亡しその実行犯として逮捕されましたが、長い裁判の間一貫して「僕はやってない」と言い続けました。私は一時期、家(一軒家)を借り彼と一緒に生活をしました。彼は私と知り合ってから4年間一度も嘘をついたことはありません。ましてや裁判で嘘をつくことなんか絶対に考えられません。私は再審が開始され公正な審理ががなされれば必ず無罪の判断がなされるはずだし、晴れて出所再会できたら同窓会をしようと何度も手紙を書いてその日を楽しみにしていました。 お連れ合いの星野暁子さんは彼の遺志をついで彼の無念を晴らすべく国賠訴訟をおこしました。私も暁子さんと同じ気持ちで彼を死に至らしめた様々な出来事を解明し国家・刑務所の責任を問いたいと思います。 あらためてこの度の星野暁子さん他が請求した国家賠償請求訴訟に関して公正な審理とご判断を要望します。 2020年 3 月 4 日
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